
「条件分岐構造」では、最初に条件式が「True(その通り)」または「False(そうではない)」のどちらの結果になるかを調べるんだ!
そして、「True」のときはこっち、「False」のときはこっちと、それぞれ別々の道を進むことになるよ!



条件式では、2つのものが「同じ」か、それとも「大きい」か「小さい」かを調べるよ!
そのとき「比較演算子」というのを使うから、使い方を教えてあげるね!

基本型
比較演算子
比較演算子 | 例 | 意味 |
---|---|---|
== | A == B | AはBと等しい |
!= | A != B | AはBと等しくない(否定) |
> | A > B | AはBより大きい |
>= | A >= B | AはBより大きいかAとBが等しい |
< | A < B | AはBより小さい |
<= | A <= B | AはBより小さいかAとBが等しい |

使い方の例

📝1
比較した結果、「True」なのか「False」なのかは、print( )を使うと、簡単にわかります。
まず、「True」から確かめてみましょう。
print(123 == 123)
print("あお" != "あか")
print(20 > 10)
print(45 >= 35)
print(15 < 25)
print(33 <= 33)

条件が成立するなら、「True」に置き換わるんだ!
条件が成立しないときには、「False」に置き換えられるよ!

📝2
次は、「False」になるか確かめてみましょう。
print(123 == 456)
print("しろ" != "しろ")
print(10 > 20)
print(35 >= 45)
print(25 < 15)
print(34 <= 33)
📝3
変数を使った比較もできます。
「True」になるか「False」になるか、考えてみてください。
string1 = "Japan"
string2 = "America"
number1 = 42.195
number2 = 3.1415
print(string1 == string2)
print(number1 > number2)
print(number1 < number2)
print(number1 < 50)
print(1.4142 < number2)
やってみよう
⌨️1
上の表の「比較演算子」を使って、いろいろな条件を考えて作ってください。
そして、「True」になるか「False」になるかを、print( )を使って確かめてみてください。

前のレッスンで習ったように、エラーに気をつけるようにしてね!
等しいの条件のときには、「=」が2つ並んだ「==」だから、間違わないようにね!

- 条件式では、2つのものが「同じ」か、それとも「大きい」か「小さい」かを調べる。
- 大小を比較するときは、「比較演算子」を使う。
- 等しいかどうかを調べるときは、「=」を2つ並べて「==」を使う。