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Python

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Lesson11-4 range関数
ロボた

for文の range( ) の部分をrange関数と呼ぶんだけど、色々な使い方ができるんだよ!

関数っていうのは、決まった処理をしてくれる便利なプログラムのことなんだ!

ロボち
ロボた

じゃあ、range関数の便利な使い方を3つ、教えてあげるね!

基本型

range関数

range関数 基本型その1
ロボた

使い方その1!
回数を指定する方法だよ。

( )の中に繰り返したい回数を書いてね。

ロボち
range関数 基本型その2
ロボた

使い方その2!
繰り返しの開始と終了を指定することができるよ。

終了に指定した数より1つ少ない数まで繰り返すから注意してね!

ロボち
ロボた

だから、( )の中に繰り返したい始めの数終わりの数+1をカンマ(,)で区切って書いてね。

開始~終了
range関数 基本型その3
ロボた

使い方その3!
2個ずつ増えるといった、間隔を指定することもできるよ。

( )の中に開始、終了、間隔をカンマ(,)で区切って書いてね。

ロボち

使い方の例

📝1
繰り返した回数を確認するプログラムです。

EXAMPLE
for count in range(20): print(count)
ロボた

「20回繰り返して」と繰り返す回数を指定しているよ!

カウント変数は、いつも「0」から始まることになっているよ!

ロボち

📝2
5から10まで数が増えていくプログラムです。

EXAMPLE
for count in range(5, 11): print(count)
ロボた

今までは0からしかできなかったけど、こうすると5から10とかもできるんだ!

終了に指定した数は含まれないことに気を付けてね。

ロボち
ロボた

開始が0の場合は、開始を書かなくてもいいんだよ!

EXAMPLE
for count in range(0, 6): print(count)
EXAMPLE
for count in range(6): print(count)

2つの結果は同じになったかな?

ロボち

📝3
0から10まで2ずつカウントアップするプログラムです。

EXAMPLE
for count in range(0, 11, 2): print(count)
ロボた

2ずつカウントアップしているね!

どんなプログラミングで使えそうか考えてみてね!

ロボち
ロボた

間隔が1の時は、間隔を書かなくてもいいんだよ!

EXAMPLE
for count in range(0, 11, 1): print(count)
EXAMPLE
for count in range(0, 11): print(count)

2つの結果は同じになったかな?

ロボち

やってみよう

⌨️1
「3から7」までの数値の合計を計算するプログラムを作成してください。

PRACTICE

📖 解答例と解説

total = 0
for i in range(3, 8):
    total += i
print(total)
ロボた

「total += i」は「total = total + i」を省略した書き方だったね!


⌨️2
1から10までの奇数の合計を計算するプログラムを作成してください。

PRACTICE

📖 解答例と解説

total = 0
for i in range(1, 11, 2):
    total += i
print(total)

1から10まで2ずつ増えていくっていうことは、1,3,5,7,9と足し算をしていくんだね!

ロボち

⌨️3
「10から1まで2ずつ減っていく」数値の合計を計算するプログラムを作成してください。

PRACTICE

📖 解答例と解説

total = 0
for i in range(10, 0, -2):
    total += i
print(total)
ロボた

10から1まで「2ずつ減って」いくから、間隔は-2になるよ!

「10 + 8 + 6 + 4 + 2」となるね!

ロボち
POINT
  •   for文のrange( )の括弧の中には、繰り返す回数を設定することができる。
  •   繰り返したい数の開始と終了を指定すると、開始から終了の1つ前まで繰り返す。
  •   繰り返す間隔を指定することができる。