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Python

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Lesson4-1 変数を使う
ロボた

プログラムの中で処理する値は、そのままではなく、変数へんすうに入れてあつかうよ!

変数というのは、数値や文字列を入れるためのロッカーのようなものなんだ!
一つ一つに、番号がついているんだよ!

ロボち
ロッカー
ロボた

番号のままだと、中に何が入っているかわからないから、ラベルを付けて中の値が何かわかり易くしておくんだよ!
この、ラベルのことを「変数名へんすうめい」っていうよ!

イラスト解説

番号だと、覚えるのが難しいよね!

ロボち
イラスト解説
ロボた

番号じゃなくて、ラベルなら扱いやすいよね!

基本型

変数と代入

変数名=値
ロボた

こうやって、変数の中に値を入れるんだよ!「 = 」記号を使うんだ!
変数に値を入れることを「代入だいにゅう」っていうよ!

「代入」は、必ず「=」記号の右側から左側の変数に行われるよ!

ロボち
ロボた

この「=」記号のことは、「代入演算子だいにゅうえんざんし」というよ!

イラスト解説

プログラミングでは、「=」記号は「等しい」という意味じゃないよ!
そして、「代入」は常に「右から左」というのも、覚えておいてね!

ロボち

使い方の例

📝1
最初に、変数名「name」の中に、「山田」という値を代入しています。
次に、print文を使って、変数名「name」の中に入っている値を表示しています。
そうすると、変数名「name」の中に入っている「山田」という値が表示されます。

EXAMPLE
name = "山田" print(name)
ロボた

変数名を考えるときには、中に何が入っているか、よくわかるような変数名を考えてね。

変数名は、英語の単語でもいいし、日本語をローマ字にしたのでも大丈夫だよ!

ロボち

📝2
1.変数名「age」に、数値「38」を代入します。
2.変数名「address」に、文字列「東京都」を代入します。
3.変数名「year」に、数値「1905」を代入します。
4.変数名「kotoba」に、文字列「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」を代入します。
5.最後に、それぞれの変数名の中に入っている値を表示します。

EXAMPLE
age = 38 address = "東京都" year = 1905 kotoba = "吾輩は猫である。名前はまだ無い。" print(age) print(address) print(year) print(kotoba)
ロボた

数値はそのままでいいけど、文字列は「"」で挟まないといけないよ!

変数の使い方は、もうわかったかな?

ロボち

やってみよう

⌨️1
コードを書いて、実行してみよう!
1.変数名「price」に、数値「1000」を代入してください。
2.変数名「okashi」に、文字列「チョコレート」を代入してください。
3.最後に、それぞれの変数名の中に入っている値を表示してください。

PRACTICE

📖 解答例と解説

price = 1000
okashi = "チョコレート"
print(price)
print(okashi)
ロボた

変数「price」に代入する「1000」は数値なので、そのままでいいよ!

でも、変数「okashi」に代入する「チョコレート」は文字列だから、「"」で挟まないといけないよ!

ロボち

ロボた

他にも自分で考えて、いろいろ試してみてね!

次は、変数を使うとき、気をつけないといけないことを教えてあげるね!

ロボち
POINT
  •   プログラムの中で処理する値は、変数に入れてあつかう。
  •   変数というのは、数値や文字列を入れるロッカーみたいなもの。
  •   中に何が入っているかわかるように、ラベルで名前を付ける。
  •   変数の中に値を入れることを、「代入だいにゅう」という。
  •   変数の中に値を入れるときには、「=」(代入演算子)を使う。
  •   「代入」は、常に「右から左」に行う。