
プログラムの中で処理する値は、そのままではなく、変数に入れてあつかうよ!
変数というのは、数値や文字列を入れるためのロッカーのようなものなんだ!
一つ一つに、番号がついているんだよ!



番号のままだと、中に何が入っているかわからないから、ラベルを付けて中の値が何かわかり易くしておくんだよ!
この、ラベルのことを「変数名」っていうよ!

番号だと、覚えるのが難しいよね!



番号じゃなくて、ラベルなら扱いやすいよね!
基本型
変数と代入


こうやって、変数の中に値を入れるんだよ!「 = 」記号を使うんだ!
変数に値を入れることを「代入」っていうよ!
「代入」は、必ず「=」記号の右側から左側の変数に行われるよ!


この「=」記号のことは、「代入演算子」というよ!

プログラミングでは、「=」記号は「等しい」という意味じゃないよ!
そして、「代入」は常に「右から左」というのも、覚えておいてね!

使い方の例
📝1
最初に、変数名「name」の中に、「山田」という値を代入しています。
次に、print文を使って、変数名「name」の中に入っている値を表示しています。
そうすると、変数名「name」の中に入っている「山田」という値が表示されます。
name = "山田"
print(name)

変数名を考えるときには、中に何が入っているか、よくわかるような変数名を考えてね。
変数名は、英語の単語でもいいし、日本語をローマ字にしたのでも大丈夫だよ!

📝2
1.変数名「age」に、数値「38」を代入します。
2.変数名「address」に、文字列「東京都」を代入します。
3.変数名「year」に、数値「1905」を代入します。
4.変数名「kotoba」に、文字列「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」を代入します。
5.最後に、それぞれの変数名の中に入っている値を表示します。
age = 38
address = "東京都"
year = 1905
kotoba = "吾輩は猫である。名前はまだ無い。"
print(age)
print(address)
print(year)
print(kotoba)

数値はそのままでいいけど、文字列は「"」で挟まないといけないよ!
変数の使い方は、もうわかったかな?

やってみよう
⌨️1
コードを書いて、実行してみよう!
1.変数名「price」に、数値「1000」を代入してください。
2.変数名「okashi」に、文字列「チョコレート」を代入してください。
3.最後に、それぞれの変数名の中に入っている値を表示してください。
📖 解答例と解説
price = 1000 okashi = "チョコレート" print(price) print(okashi)

変数「price」に代入する「1000」は数値なので、そのままでいいよ!
でも、変数「okashi」に代入する「チョコレート」は文字列だから、「"」で挟まないといけないよ!


他にも自分で考えて、いろいろ試してみてね!
次は、変数を使うとき、気をつけないといけないことを教えてあげるね!

- プログラムの中で処理する値は、変数に入れてあつかう。
- 変数というのは、数値や文字列を入れるロッカーみたいなもの。
- 中に何が入っているかわかるように、ラベルで名前を付ける。
- 変数の中に値を入れることを、「代入」という。
- 変数の中に値を入れるときには、「=」(代入演算子)を使う。
- 「代入」は、常に「右から左」に行う。